2010年09月01日
問題演習は、情報処理を早く・正確に!
さあ、秋口からの模擬試験の結果が実際の目標校への距離を統計的に表します。
結果が求められる秋口からこそ、より重要度を増すのが、実践に近いトレーニング、すなわち問題演習なのです。
どんなに知識を記憶しても、それを使いこなせなければ、点数になりません。点数に結びつかねば、偏差値も上がりません。偏差値が上がらなければ、目標校の合格可能性も上がらないのです

この能力は、問題文から、問題点を把握・抽出して、記憶した知識・解答と結びつけ、表現する能力です。心理的でも、いつまでも勉強不足を理由にしていれば、点数は取れません。がめつい意識を持って、しかも時間内に正確に問題を処理することができなければなりません。
一番よい方法は、マンツーマンで自分の間違った問題類型に合わせて解法を教わり、それを模倣しながら反復することです。
予備校や学校・塾で、優れた解説を考えながら聞くことも有効です。しかしこの場合は、必ず事前・事後に自ら反復実行することが大切です。
いずれの場合でも大切なのは、間違った問題に対象を絞ることです。今、自分でできる問題類型は、本番でもできる可能性が高いので、できない問題を一問でも多くできようになることが点数UPにつながるのです。
情報処理方法は、試験対象によって異なります。具体的に言うと、
センター試験は、設定時間内に、選択肢を2問まで絞り、正解を選ぶ技術を磨きます。基本知識を身につけていれば、あとは実際に問題を解く技術とコンディショニングが得点を左右します。
国立二次は、問題を分析した後に、論理的に知識を統合し、解答を表現する能力を磨かなければなりません。実際に書くことを経験しなければなりません。科目によっては、合格点数のために効率的に解答する問題を選ぶ能力も重要です。
私大の問題は、各大学によって個性が強く、これは、来年の本試験でも変わることはありません。場合によっては、細かい知識が問われる場合もあります。しかしながら、必要とあらば、準備せざるを得ませんね。
大切なのは、各試験形式に応じて自らの試験技術(Hacks)を洗練させることです。経験を積めば、時間配分なども意識することができます。例えば、紛らわしい選択肢を区別するのに○△×などの記号を付けるとか、英語センター試験ならば第1問5分、第2問10分という具合に、具体的に自分の方法とペースをきめます。
これからは、過去問を中心に毎日、一定時間、この問題演習をこなさなければなりません。これは、毎日の記憶と平行して、必ず行ってくださいね。コツは、厳しい環境下で、自分が苦しいと思うくらいの分量をこなすことです(笑)。
だれにとってもきつい時期を迎えますが、この時期、いかにそのきつさを自分に課すかが、大きく結果を左右するようです。みなさん、がんばってくださいね

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2010年08月26日
答案作成の注意点
記述式の試験では、解答用紙に書かれた内容だけですべてが判断されます。自分の実力に見合った正当な結果を手に入れるためには、採点者にとってわかりやすい答案を書くことも重要になってくるわけです。
まず、この点に自覚が足りない人が見受けられます。男子に多いのが、汚い答案、女子に多いのが、ひらがな答案です

とりわけ、本番の採点者である大学の先生方は、みなさんが考えているよりも、立派!.....ではありません。字の汚い答案に対しては、テキトーに採点する人もいなとも限りません。
そこで対策は…
1.とにかく丁寧に解答を書く!
最低限、正しい日本語を使ってください。「てにをは」の間違い、話し言葉の使用など、注意しないと平気で書く人が見受けられます。ただ漠然と問題を解くのではなく、解答をきちんとした文章にまとめるまでが、試験なのです。
2.書き終わったら、必ず確認
なんか、中学生に注意するみたいですが、高校生のできる人でも結構、この手の人が多いのです。その際、第三者が読んでわかる内容になっているかどうか、客観的にチェックしながら確認することがポイント。
文字の上手下手は、しょうがありません。特別きれいでなくとも、「第三者に読める字」で書くように、最低限注意してくださいね

3.第三者に自分の解答を見てもらう!
とは言っても…、採点者にわかりやすい、ポイントを押さえた解答をまとめ上げる「記述力」は、短期間では、なかなか身に付きにくいものです。
学校や塾の先生に解答を見てもらい、自分だけでは気づきにくい、答案のよい点・悪い点を指摘してもらいましょう。 確認した内容は、次の学習にフィードバックし、記述力に磨きをかけてくださいね。
さんざん、笑われても、上達すれば、我慢もできるはずです。
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2010年08月21日
夏休みの学習法ー各論6ー生活
夏休みを有効に活用しようと計画は立てたものの、今年はとりわけ暑いし、身体はだるいし、なかなか計画通りに計画を実行できない...。今回は、夏の学習生活管理について書きます。
1)暑さと体調管理
まず暑さ対策が肝心です。受験学習は、できるだけ快適な部屋でやるべきです。しかし、逆に注意しなければならないのが、クーラー病です。
とりわけ部屋を冷やしすぎて、体調を崩しやすくなります。僕もそうなんですが、非常にしんどいですよね。僕は、できるだけ部屋の温度を上げ、汗を意識的にかくようにします。公共建物(図書館など)で、自分で温度管理できない場合、衣類で温度調節したり、ジョギングやウォーキングなどで汗を流します。冷房病は、身体の冷やしすぎが原因ですので、この点、注意を払う必要があります。あと、水分ばかり取るのも、逆に身体を冷やしたり、食欲を落としてしまいます。
いくらみなさんが若くとも、体調が整わないと、学習がはかどりません。みなさんは、体調管理も立派な受験勉強だと前向きに考えてくださいね。
2)スランプと疲れ
スランプは、誰にでも訪れるのであり、上手く付き合うしかありません。多くの場合、肉体的あるいは精神的な疲れと結びついているようです。これは、受験に限らず、仕事やプライベートでも、若人も大人も同様に訪れるものです。ただ、若い人は、経験が浅い分、過剰に反応してしまいがちです。ある程度、気楽に構えることも大切なんですね。
対策は、休養と気分転換しかありません。なんでもいいので、自分の好きなことをして、よく休んでください。大切なのは、勉強から自分を完全に切り離すことです。そうすることで、別な解決策ややる気もわいてくるはずです。つらいときに、がんばっても百害あって一利なしです。暑い盛りに、いろいろなプレッシャーの中で、受験勉強するわけですから、疲れないわけがありません。ただ、夏の肉体的・精神的な疲れは、9月以降に出てくるようです。注意してくださいね。
僕は、定期的に”自由”な日を作ることをオススメします。遊んでも、休んでも、勉強以外は、何をしても良いのです。こうすると、その日に向けて、がんばることが出来るし、その日は、罪の意識なしに、思い切り羽を伸ばすこともできます。
まあ、普段、机に向かうことが多いでしょうから、歩いたり、走ったりするのがオススメですね。ショッピングなんかも、結構気晴らしになりますね。彼氏や彼女のいる、ラッキーな人は、デートしてもいいじゃないですか。
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2010年08月11日
夏休みの学習法ー各論5ー論述試験対策
さて、まずは、実際に書くことが大切です。しかし、書くことの前に、表現力や意見(小論文の場合)がなければ、何も書けません。ヘンテコな日本語や、ヘンテコな意見で、ヘンテコに升目をいくら埋めても、点数にはなりません。
論述力には、正確に読解し、理解し、表現する総合的な学力が要求されているのです。したがって小説家のような表現力も、新進学者のような創造的な学説が求められているわけでもありません。
まずある程度まとまった文章を正確に読むことから始めましょう。ただ、受験生がゆっくり読書する時間は、ないでしょう。そこで、新聞一面と社説、現代文や小論文(例えば、「小論文テーマ別課題文集21世紀を生きる―16テーマをPICK UP! (駿台受験シリーズ)
次に、アイディア・カードを作りましょう。小論文には、頻出テーマというのがあって、自分の受験する学校なり、学部なりの過去問を調べれば、自ずとわかってきます。しかし、およそ知的とはいえない(?)、多くの受験生にとって、それらのテーマは高尚すぎます...。問われている最低限度の準備をめざすのです。
社会などの論述試験対策にもカード作りは有効です。過去問を解く過程で、頻出分野の論述カードを作っていきましょう。ただし、集中して覚えるのは、センター試験が終わった後になります。
問われていることに、高校生の目線で考えたことを日頃からカード化し、まとめておくのです。およそ200字程度の論文カードにまとめて、定期的に読み込み、記憶します。あとは、演習を通じて、それらを字数に応じて、伸び縮みさせることができるように練習するのです。前もって、実力ある先生に見てもらえると、さらにいいですね。
採点者は、みなさんがすばらしい意見を述べるとは、まったく期待していません(笑)。むしろ、いかに正確に自分の考えを表現できているかを採点しているのです。
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2010年08月07日
夏休みの学習法ー各論4ーセンター試験対策
夏休みは、国立大学志望者には、センター試験対策の稼ぎ時でもあります。知識の補充に不安ある受験科目に一通り目をとうさなければなりません。2学期からの中心は、演習になるからです。
まず、学校や予備校・塾などの補習を有効利用してください。とりわけセンター試験だけに必要な科目は、自分に強制力を働かさないと、なかなか学習がはかどりません。補習などで学校に行かなければならないのは、暑い夏には大変ですね。でも、かえって生活にリズムができますし、友達と顔を合わせるのも、良い気分転換や刺激になります。
学習するに当たり、気をつけて欲しいのが、学習しすぎないこと、です(笑)。センター試験までは、まだ時間があるのでおおよその目処がたてばよいのです。
時間があるからといって、無駄に学習する必要はありません。まず、必要な知識を限定した上で、記憶したり、整理したりすることが必要です。そのためには、センター試験の対策参考書を効果的に用いることです。そうした対策参考書には、要領よく知識がまとめられています。それを利用するのです。あとは、自分の基礎学力と目標得点によって、肉付けしていけばよいのです。
本格的な演習は、2学期からで間に合います。まずは、この知識整理と記憶をこの夏休みに終わらせてください。
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2010年08月02日
夏休みの学習法ー各論3ー数学
1.数学が得意な人
いくら数学が得意でも、弱点分野は必ずあります。苦手な単元を集中的に学習してください。とりわけ、その単元が受験校の頻出単元だと命取りになります。時間的に余裕があるうちに、このことからはじめてください。
次に問題演習です。定評のある問題集に絞って、繰り返し解きます。自分で着想し、計算します。ノートに記述する際には、答案構成を意識してください。また有名な予備校の演習に参加するのも有用でしょう。なぜなら、そうした授業は、入試問題から着想や思考のパターン(規則性・場合分け・対称性など)を抽出し、それらを立体的に説明してくれるからです。
2.数学が不得意な人
標準問題に絞って学習してください。標準問題は、基本事項を組み合わせが中心の総合問題です。このレベルの問題演習を通じて、問題の分析力と知識の統合力を磨いていくのです。この力が伸びないと、なかなか入試問題に対応できません。もちろん実際に書きながら計算力も向上していきます。
その一方で、一つでも得意単元を増やしていくことです。数学は、一度本当に解けると、あまり忘れることはありません。出来なかった問題を中心に反復してみてくださいね。
最後に、数学学習は、コンデションが大切です。精神と肉体をリフレッシュしながら、静かで涼しい環境の下、学習するほうが、はるかに、はかどります。根性よりも、合理性を大切にしてください。
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2010年07月31日
夏休みの学習法ー各論2ー国語
1.国語が得意な人
学習が順調に進んでいる人、現代文の得点が安定し、古文・漢文の公式や基礎固めが仕上がっているでしょう。順調な人は、実践的な問題演習を計画に従って進めましょう。その際、私立志望者は、微妙な選択肢の選び方に注意すること。国立志望者は、意識して表現力を磨くことです。それぞれ、自分のレベルを上げるために、予備校演習や個別指導で解答の作り方などを洗練させてください。また、過去問を説くことで、現在の自分にどんな力が足りないか、確認することも大切ですね。
2.国語が苦手な人
実は、国語に苦手意識を持っている人にかぎって、基礎知識すら覚える努力をしていません。とりわけ現国は、知識が得点に結びつきにくい科目です。しかし、まずは、自分の知らない言葉を増やす努力からはじめてみてください。あるいは、覚えることが比較的点数に結びつきやすい古文・漢文からはじめてもよいでしょう。
具体的には、できるだけ薄い参考書兼問題集を1冊仕上げるのが良いです。これをしないで、いきなり上級レベルの問題集をこなしても、得点はあまり上乗せできません。なぜなら、むずかしく感じるばかりで、説明事項を理解できないからです。これでは、かえって効率が落ちます。急がば回れで、不得意な人は、基礎を固めることからはじめてくださいね。
ある程度、問題を解くイメージが出来た人は、問題演習を何度も繰り返してください。その際、その問題文のイイタイコトを掴み、まとめる練習をすれば、読解力と表現力を鍛える有効なトレーニングになります。問題も解くわけですから、一石二鳥でしょう。あと、問題を解くときは、自分の解法に従って解答を選ぶこと。これをしないと、いつまでも解法が自分の血肉となりません。まあ、ある程度、気長に学習するしかありません。
これから夏本番、暑くなりそうですが充実した長期休暇にしてくださいね。
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